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多発性嚢胞腎が原疾患で透析に入って25年です。

by マーゴ

わたし、全腎協退会する。

全腎協ができるときの苦労話はよくきかされていて、
そのために、透析治療が透析者の負担なしでできるようになった、と。
大変有難く感謝しています。
しかし、昨今の透析医療への自民党政府の対応は、
じわじわと透析者の首を締めているような、はっきり言えば
透析者を含む障害者・高齢者は社会の邪魔者扱いをしている。
最近、私が住んでいる町で、透析者が自殺された。
男性高齢透析者だった。
詳しいことは、私には解らないが、
よほど介護する人がしっかりしていないと、
男性高齢透析者は自立など出来ない。
障害者自立支援法などと言う、まやかしのネーミングの
法案で、かっての先輩たちの苦労が水泡と化しつつあります。
恐らく、毎年透析負担額が増えてくるのだと思います。
ある男性透析者の付き添い人が言ってました。
「男の人で透析している人は、あかんね。なんもできん」と。
若いときから透析に入った男性は、しっかりしていますが、
高齢で透析に入った人は、おろおろして、自己管理が覚束ないらしいのだ。
もちろん例外はあるだろう。
恐らく、自殺された高齢透析者は合併症もあったりして
1人では透析施設に行けない状態だったのだろう。
でも独り住まいではなく、奥様はいた。
近くに、息子か娘夫婦が住んでいたらしいのだが・・・・
傍には、理解できない事情があったのかもしれません。
でも、自殺されたのは厳然とした事実です。

透析者の自殺者の統計は見たことがないが、
顕在化していないだけで、数多くいるのではないだろうか?

いまの全腎協も、ことあるごとに運動をしているのは知っているけれど
圧力団体にもなっていないように見受けられる。
そして、平成18年度の決算書を「ぜんじんきょう」の
誌面上で見た限りにおいて、預金が沢山あるのは
どういうことなのか不思議に感じた。
もっと有効活動費に使かっても良いのではないか。

例えば、3時間透析なんて施設がなくなるように働きかけたり、
劣悪な汚い環境の透析施設の改善指導などできないのだろうか?

私が大阪にいたとき、大腎協に
良い透析施設を紹介してほしい、と、
電話したら、「そんな透析施設なんか紹介できません」と、
断わられた。
大腎協ってなにするところやん。
透析している人のために存在してるんやないの。
まぁ、役員さんがお留守番しているだけやから知らんねんな、と、
感じたことでした。
でも、愛腎協のウエブサイトは大変充実してます。
それは誰もが認めることでしょう。

全腎協だって、透析している人が運営しているのだから
ご苦労さまなのだけれど、
いまのままの形だけ活動しているように見えてしまう、
殆ど実効が伴わない、全腎協が続くなら
来年からは、退会させてもらいまっさ。
施設の患者会で充分です。
by noblesse_oblige7 | 2007-07-13 15:16 | etc.etc.