多発性嚢胞腎が原疾患で透析に入って25年です。

by マーゴ

連日、後藤征志さんの福島原発故障解説を聞いて

後藤征志
元東芝・原子炉格納容器設計者。工学博士。
1989年に東芝入社。1年半前頃退社。
断片的に、ご自分のことを語ることがあり、
研究者だと言ったことがある。
どこかの大学で講義していたことも。
そして、津波で福島原発が破壊されたのを受けて
いろいろ語られていることが、正しくないことに危機を感じて
これまで、ペンネームで原発のことを語っていたのであるが
本名で顔をさらして、事実を語らねばとの思いで
原子力資料研究室で、連日記者発表している。
参議院議員会館で政治家にも集まってもらって、解説している。
最近は、TVでも解説するようになっている。
原子力資料研究室のスタッフではないと、いつも弁解している。
しかし、これまでは、話を聞いてもらえないと思っていたけれど、
原子力資料研究室のおかげで、話ができるようになったと言っている。

原発をつくるのは、夫々の部門に分かれて、
大勢の専門家、技術者が携わっている。
原発そのものの原理は簡単ではあるけれど、
安全に稼働するには、安全装置を何重にも設置することが課題なのだそうだ。
ミゾユウ(未曾有)だとか、想定外という言葉で安全を担保できない
言い訳をしなくてはならないなら、そんな設計は、
してはいけないとのこと。

彼は、設計者としてのあり方を言葉を尽くして
語っているのだ。

原子炉格納容器が壊れては、絶対いけないのだ。
予測しうる可能性を考慮して設計をしなければならないが、
それを言うと、現代の日本では設計者としては成り立たないようだ。
後藤さんは、日本での原発のあるべき姿を考えたとき
建設は不可能だと考えたのではなかろうか。
設計者としての良心と闘ったのだろう。

今後の成り行きについては、状態が状態で流動的だから
いくら問われても、明快な答えになりにくい。

現場の正しく詳しい情報が入手できれば、
只今の状況の正確な判断解説をして貰えるのだろうけれど、
なかなか叶わないように見受けられる。

スッカラ菅の判断がすべてを決するであろうに
それができなくて、ダラダラと、犠牲者を増やしながら
放射能をまき散らしている。

もう、遠くへ、遠くへ逃げるしかないのだろう。
もしかしたら、逃げる場所もなくなるのかも。

フランスの気象庁がシュミレーションした、死の灰の拡散状況。


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by noblesse_oblige7 | 2011-03-25 17:27 | 原子力発電所 | Trackback | Comments(2)
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Commented by akizy at 2011-03-26 14:47 x
 どんなに安全率を高くしても地球的な規模の自然災害には勝てないのでは?

 ましたてや、原発は破壊されたとき魔物に変身するから尚のほど怖い。

 
Commented by マーゴ at 2011-03-27 14:17 x
こと原発に関しては安全を担保できない技術なら、
原発をつくってはいけないと、後藤さんは言っていると思います。
効率を優先したり、技術にお金がかかりすぎたりすると
適当なところで妥協してしまう国民性があるようです。

多くの透析者が、週3日4時間で妥協してしまっているのも
同じではないでしょうか。
まぁ、これは自己責任も無くはない。
透析医師の無責任さも当然あるとは思いますが。

福島原発事故は、はっきり言って人災です。

東電の責任者と多くの関係者は極東裁判のように
断罪されなければならないと思います。
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