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多発性嚢胞腎が原疾患で透析に入って25年です。

by マーゴ

日本一新の会 メルマガ拡散

   <メルマガ・日本一新第18号目次>

◎「日本一新運動」の原点—23              
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

◎サンデル教授の正義論と反小沢の政治哲学
                 日本一新の会 達増 拓也
                       (岩手県知事)
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◎「日本一新運動」の原点—23              
        
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

○民主党三長老よ、晩節を汚すな!

 月刊「文藝春秋」11月号は、民主党の渡部恒三・石井一・藤
井裕久の三長老を登場させて「本音座談会」なる記事を掲載して
いる。
 「小沢クン あんたの時代は終わった」というテーマであり、
小見出しでは「かつての同志、盟友、知恵袋」と謳われているが、
とんでもない間違いである。三長老と私は衆議院事務局以来の長
い縁があり、あえて本当のことを世間に晒すことを避けてきたが、
そこまでいうなら私も直言させてもらうことにしよう。

 まず指摘しておきたいことは三長老には歴史観がなく、菅—仙
谷政権の正体を見抜いていないことだ。政権交代の原点を裏切り、
自民党政権より悪質な、旧体制官僚政治を復活させたことがわか
っていない。というより三長老とも菅政権を支え、官僚政治復活
を推進したともいえる。
 10月12日、久しぶりに永田町に顔を出し、親しい国会議員
やジャーナリストに会った。これからの政治の展開について貴重
な情報を聞いた。  
 まとめてみると、仙谷官房長官は、
1、菅首相の弱点を(女性問題?)を握っており、いつでも首を
  すげ替えることができる。
2、時期を見て前原を首相にする腹で、前原にしばらく静かにし
  ていろと指示している。
3、時間を稼ぐ必要があり、小沢前幹事長の政治活動を封じ込め
  るために、検察審査会が不可解な動きをした。
  というもの。

 ネット上には同様の見方も流布されているし、私が聞いたのは、
政局を見通す専門家だから当たらずとも遠からずであろう。私も
この流れが軸になっていると見ている。
 三長老が「小沢は9月の代表選に出馬したことは間違いであっ
た」とか、「小沢の時代は終わった」などと、マスコミで盛んに
放言しているが、政局の流れは、野中元自民党幹事長の指導のも
と、仙谷官房長官が見事に「小沢排除」の道を成功させるかの動
きである。
 そうなると、菅政権の崩壊どころか、民主党自体がバラバラに
なる可能性が出てくる。菅政権が政権交代の意義のほとんどを裏
切った状況で、九月の代表選挙が菅代表の信任投票ということに
なっていたなら、民主党への信頼は地に墜ち、取り返しのつかな
い事態になっていた。

 小沢一郎という政治家は、代表選に出馬するという英断で、国
のあり方と国民の生活を護るため、自己の思いを天下に指し示し、
民主党という政党に生命を与えたのである。
 「世代交代」はきわめて大事なことだが、現在の与野党国会議
員に危機の日本に対応しうる人間力のある政治家は残念ながらい
ない。誰かが仕組んだ可能性のある第五検察審査会の「起訴議決」
があっても、この国の国民と民主主義を護るため、「小沢クンの
新しい時代が始まった」のである。三長老の思考は政治的痴呆症
候群というものでなく、国会議員なった時から政治の本質が何か
を知らない政治家であり。もっと早い時期に、国民に知らせてお
くべきだったと反省している。

(政治判断ができない藤井裕久)

 この人は政策には当代一流だが、政治判断はほとんど駄目な政
治家で、要するに大蔵官僚としてのエリートで官僚的発想しかで
きなかった。
 自由党が民主党と合流し、藤井氏が70才と老齢化するにつれ、
官僚意識が強くなり、岡田克也幹事長と共通した「役人性思考硬
直症候群」を患ってしまったようだ。
 私とは昭和40年代の田中内閣頃からの付合いである。自民党
を出たときも一緒で、自由党時代は藤井幹事長—平野副幹事長の
コンビで通したが、藤井氏は小沢党首に言いにくいことは、全部
を平野に言わせるというやり方で、小沢党首もそれを承知で「藤
井は平野と相談してやっているので、僕に報告がなくてもよい」
という毎日だった。
 平成12年4月、自由党から保守党が分裂するとき、私は小沢
党首に呼ばれ「藤井さんは保守党に行く。あなたは古い付合いな
ので怒るだろうが、自由にさせておいて欲しい。あんたはこんな
時、ネジを締め切るので、そっとしてやってくれ」と頼まれた。
 「わかった」と返事をしたものの腹の虫は収まらず、クライマ
ックスの前夜、藤井さんの親友である鈴木淑夫衆議院議員に参加
してもらい、藤井さんを交えた五〜六人の飲み会を開いた。中締
めを鈴木さんに頼み「小沢党首バンザイ」をやってもらったが、
これで藤井さんは保守党に行けなくなった。この話は本邦初公開
である。
 藤井さんは自由党時代から「アルコール依存症」で、私は時間
のある時、昼間からの飲酒にしばしば付き合わされたから、私が
参議院議員を引退した頃には相当ひどくなっていた。平成18年
9月の郵政総選挙で落選して引退を表明し、その後比例補欠で復
活するときに世代交代を奨めたが、結局は官僚の地位欲が出たま
でのこと。昨年の総選挙でも引退を表明していたが、鳩山代表の
懇願で、またもや地位欲しさの官僚根性が芽を吹き、政権交代で
財務大臣に就任した。
 私はこの時、何度か反対した。理由はアルコール依存症が相当
程度進行し、時々認知症の前段症状が出ていたからだ。麻生政権
時代の中川財務大臣の二の舞を恐れたからであるが、案の定「円
高容認発言」が出た。優秀な官僚で政策の説明は秀逸ではあるが、
その精神の根底に大蔵官僚の「形式論理発想」が抜けなかった。
 晩節を汚すことにならないように心配はしていたが、所詮は自
民党55年体制の官僚政治家であり、小沢一郎はその辺を知って
いたのだ。

(ポスト怨霊の渡部と石井)

 平成5年に羽田・小沢の「改革フォーラム」が自民党を飛び出
し、新生党を創ったとき、渡部恒三氏は政治改革の何たるかをま
ったく知らないのに驚いた。また、自民党時代の消費税国会で国
対委員長をやったが、これほど役に立たず政権の足を引っ張った
政治家も珍しく、衆議院事務局という役目柄、ずいぶんと無駄骨
を折らされてことは記憶に新しい。
 石井一氏とは、議院運営委員会の海外旅行に同行したが、訪問
国での行状は、「在外公館の担当者を困らせるベスト5」に選ば
れるという、「優れた栄誉」の持ち主でもある。新進党結成の際、
二人の参加は自民党の雰囲気を持ちこむ感じで、小沢氏との間は
どっちかというと敵対的としか思えなかった。
 渡部氏が、衆議院副議長に再選されたときは自民党の野中氏の
協力を得て自民党の票で当選し、民主党推薦の石井一氏は落選し
た。渡部氏は昨年、衆議院議長になることを邪魔したのが小沢氏
だと恨んで、怨霊となっている。石井氏は西岡参議院議長の後を
狙っての最近の行動と思えるが、ご両人とも自分を知って欲しい。
国のためにも、国民のためにも。
 
(三長老の本音!)

 巷間では文芸春秋に類似した記事を散見するが、「メルマガ・
日本一新」の読者諸兄はこれらをどう読み取るか、ご意見を掲示
板に寄せて欲しい。
 経緯はどうであろうとも、ある時期は同志として同じ釜の飯を
食ったのだから、心底から「小沢は終わった」と理解する平均的
日本人ならば、静かに見守るのが礼儀であると私は思う。
 しかし、敢えて足を引っ張るのは、「小沢は終わっていない」
が彼らの本音であり、小沢氏の再登場でもっとも困るのは彼らな
のである。

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◎サンデル教授の正義論と反小沢の政治哲学

                 日本一新の会 達増 拓也
                       (岩手県知事)

 先に、「反小沢の背景にある冷戦思考の呪縛」という拙文で、
異常な小沢バッシングが起きる政策論的背景を述べた。日本の政
界、官界、マスコミ界のかなりの部分が冷戦時代の左右対立構造
にとらわれており、左右の対立を超えた脱冷戦の改革を目指す小
沢一郎氏を敵視する、という内容である。
 
 今回は、最近有名になっているサンデル教授(ハーバード大学)
の正義論を参考に、反小沢の政治哲学的背景について述べたい。
 サンデル教授の正義論が、今、急速に広まっているのは、リー
マンショックで欠陥が明らかになった米国流自由主義の修正を訴
えているからではないか。サンデル教授は、米国流自由主義は功
利主義(ユーティリタリアニズム)と自由至上主義(リバタリア
ニズム)を二本柱としているが、それだけではダメで、共同体主
義(コミュニタリアニズム)が重要であると主張している。
 功利主義は「最大多数の最大幸福」がスローガンで、福利の向
上とそのための経済的効率化が目標になる。損得の計算が重要で
ある。

 自由至上主義は、個人の自由の貫徹を最重要視する。自己決定
と自己責任。自己の意志以外には何者にも縛られる必要はないと
いう考えである。
 この二つを合わせると市場原理主義になり、リーマンショック
を引き起こしたアメリカ生まれのグローバル・スタンダードとな
る。日本においては小泉—竹中路線になった。
 政治の場では、功利主義は損得勘定最優先につながる。原理原
則にこだわらず、現実的に柔軟に対応する。また、自由至上主義
は党派性の否定につながる。個々の政治家の言動を極力縛らない
ようにする。派閥的な活動は忌避され、グループ活動もサークル
活動的なものに限定される。
 これらに対し、共同体主義は、共同体において個人が「役割を
果たす」事を重視し、共通の価値である「徳」を大切にする。損
得や個人の好みとは別に、「為すべきこと」があるのではないか、
それを集団において共通のものにしていく必要があるのではない
か、という考え方である。経済・社会に関しては、優勝劣敗だけ
では良い社会にはならないのではないか、経済主体は損得や好み
以外にも共同体に対して為すべきことがあるのではないか、とい
う事になる。政治の場では、ある役に就いている者は、好き勝手
に行動していいのではなく、局面ごとに当然為すべきことがある
のではないか、その為すべきことについて多数の合意を形成して
いかなければならない、という事になる。

 「メルマガ・日本一新」の読者お気付きの通り、小沢一郎氏は、
筋金入りの共同体主義者だと言えよう。本人は私が教えるまで共
同体主義なるものがあるという事をご存じなかったようだが(私
もサンデル教授の本を読むまで知らなかった)、今までの言動か
らして天然の共同体主義者である。功利主義や自由至上主義のよ
さも認めているが、その二つを残して共同体主義を捨てることは
ない。小沢氏は時々「それは人の道に反する」と言うが、政治家
人生において「道」というもの(サンデル教授の言う「徳」)を
常に意識しているのだと思う。

 共同体主義は「古い政治」であり、グローバル・スタンダード
に則って功利主義と自由至上主義の組み合わせで行けばよいと思
い込んでいる政治家たちは、反小沢になるであろう。彼らは、政
策的には、小泉—竹中路線の方に近い者が多い。政治手法は、政
治家一人一人の価値観はそれぞれ違っていて当然と考え、なるべ
く相互干渉せず、波風立てないために場の空気を読む術が発達す
る。原理原則にこだわらず、内容よりも手続きにこだわる。小沢
氏は、政策的にはセーフティネット重視であり、政治手法は、理
念・政策を共有する政治家や支持者を結集して多数の形成を目指
し、必要であれば波風立てても徹底的に議論をする。意志決定の
手続きはもちろん尊重するが、こだわるのは内容である。
 来年度予算編成に向けて予定されている「政策コンテスト」な
ぞは、政治家が「為すべきこと」について多数意志を形成する責
任を放棄している点で、典型的に反・共同体主義的である。反小
沢的な手法と言えよう。

 実は、共同体主義を否定しては、およそ政治というものが不要
になってしまう。経済・社会活動が全て個人の自己決定・自己責
任の問題となれば、「公」は不要で「私」だけの世界となるはず
だ。そこに残存する政治の存在意義は、消費の対象としてのパフ
ォーマンスでしかなくなる(劇場化)。世論調査は(そして選挙
も)視聴率同様の人気投票に過ぎなくなるが、それが政治家にと
っての全てとなろう。マスコミは劇場政治のほうが本領を発揮し
やすく、官僚は「公」を独占する自己満足にひたりつつ給料がも
らえればよいのかもしれない。しかし普通の国民は困ることが多
くなるだろう。

 小沢氏と同じ岩手県出身の新渡戸稲造は、やはり岩手県出身の
原敬首相が平民宰相と呼ばれた頃に、「デモクラシーは平民道と
訳すのが良く、それは武士道の延長である」という趣旨を述べた。
政治には「道」の感覚が必要なのではないか。それは決してアナ
クロニズム(懐古趣味)ではなく、あるべきグローバル・スタン
ダードを草の根から構築していくための極めて今日的な課題であ
り、日本を救う唯一の道なのではないか。「メルマガ・日本一新」
読者諸兄のご意見を求めたい。

 <すべてコピベ>
by noblesse_oblige7 | 2010-10-15 19:33 | 政治 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 今日から人生大逆転 at 2010-10-18 08:05
タイトル : ☆●☆ ワオ!(≧∇≦) ど素人が パネェ~ 副収入 ..
ショックでした!こんな「お仕事」があるなんて!! 本業と在宅で年収アップ! ウヒョヒョ~~   http://www.itiosi.jp/utbenkei/... more
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