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多発性嚢胞腎が原疾患で透析に入って25年です。

by マーゴ

市橋文哉著「ドナービジネス」

買ったのではなく、透析に通っていて,毎回乗り降りする
最寄りJR駅「長船」の駅に置いてある図書に紛れ込んでいたのだ。
透析をしているからには、移植には無関心ではいられないってことで、
手にして、フムフムとお持ち帰りしたのだった。
手にしたときは、フィクションかと思っていたのだが、
ノンフィクションだった。
ノンフィクションの手合いは、ノンフィクションと標榜しながら、
書き手の主観や誇張などもあって、
かなり歪曲されたものになっていることが往々だから、
私は読まない主義なのだ。
折角、持ち帰ったのだから、一読してみるかなんて。
クドクドしい前書きをしているのは、そうです! !
何とも後味の悪いものだったからです。

まず、市橋文哉という人物は実在しないらしいのだ。
真偽は定かではないが、一橋(ひとつばし)にある新聞社の
複数の記者が書いたもの。
つまり、ペンネームはひとつばしのぶんやをもじったものだと。
毎日新聞の記者たちが書いたものだとか。
他に、「闇に消えた怪人」ーグリコ・森永事件の真相ー
「三億円事件」「オウム帝国の正体」「宮崎勉事件」ー塗り潰されたシナリオー
「『赤報隊』の正体」がある。
「ドナービジネス」については、まえがきから引用すると
●●●月刊誌「新潮45」の2001年1月号から4月号戸、6月号に掲載した
「闇の連鎖」シリーズをもとに大幅に加筆訂正し、2002年1月に出版した
拙著『ドナービジネス』(新潮社刊)の文庫版である。●●●2004年4月
とあるので、現在2009年11月の時点では、移植法も改定されたりして、
書かれている内容も古くなって過去のこととして
葬られていることもあるのではないかと、思ってしまう。
ドナービジネスには闇のシンジケートがあり
世界中にネットを張り巡らしているというのだ。

ドナービジネスがあるだろうことは、
私にも、透析導入10年後くらいのときに、アプローチがあった。
透析10年を記念してホームページをたちあげて、
メールアドレスも表示していた頃のことだ。
メールでのアプローチでは、要約すると
中国人と結婚して、その人の腎臓を貰って、
日本の医療施設で日本の医師が手術するというものだった。
そんなことが出来るのかと不思議ではありましたが。
血液型とかは予め検査した上で、マッチングした人と
書類上結婚する。
そして、その斡旋会社は表向き中国人との
結婚相談所だということだった。
お断りしたから、料金などの詳細は訊かなかった。

「ドナービジネス」では、透析についても触れているのだが、
事実誤認と云うか、取材不足と云うか、かなり適当な記述であるので、
「ドナービジネス」の内容についてはかなり怪しさがつきまとってしまう。
文中、臓器移植は効率が悪くて余り儲からなくなっていると。

ヒトはクジラと一緒で捨てるところがないほど利用価値が高いとのこと。
堕胎された胎児は特に利用価値が高いと。
再生医療研究にも必要だと言われれば、納得できたりしてしまう。
アメリカでは代理母のアルバイトもあるのだとか。
これが合法化すれば、日本の人口減少の歯止めがきくのかも。

さて、日本でも正規に
人体の細胞を採取して、移植用の組織に商品化する企業がある。
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
で、現在、表皮・軟骨・角膜上皮を商品化している。
近い将来には臓器も商品化できるのかもしれない。
こういう企業には、研究用に動物以外に
ヒトの細胞や組織が必要になるのだろう。

もしかして、●●山に遺棄された女子大生の臓器が
研究用にえぐり取られたとか????
ジョーク、ジョーク。悪い冗談は止めろって?
すんません。
by noblesse_oblige7 | 2009-11-15 16:57 | ドナービジネス | Trackback | Comments(4)
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Commented by akizy at 2009-11-16 11:32 x
 日本は献腎移植が少ないから、生体腎移植に向かってしまうのでしょうね。それが、海外に向かえば当然ながら臓器売買に繋がってしまう。

 最近は夫婦間移植が多いようですね。免疫抑制技術が進化して、抗体不適合に関係なく移植できるようです。

 しかし、あくまでもDNAの違う臓器ですから、貰う方も免疫不全状態で暮らす訳ですから、そんなに予後が良いとは考えられません。

 日本で腎臓移植が進まないのは、透析で充分に長生きできるからでしょうね。老生なんかはもう間に合いませんが、その内に再生医療が現実化したら、透析療法は自分の腎臓が出来るまでの繋ぎ治療となり、維持透析と言う施設は無くなりますね。
 
 


Commented by マーゴ at 2009-11-16 18:23 x
日本は特別としても、世界中でドナー不足のようです。
借金のカタに、角膜や腎臓を提供したという話が描かれています。
ある国に出されたら、片道切符で、行方不明になってしまったとか。

臓器の再生医療は、まだまだ道遠いような気配です。
Commented by kuaskari at 2009-11-19 00:38 x
5年位前に読みました。図書館で借りて。

日本で金をかき集めて海外で移植を受ける事は、是なのか非なのか・・・
Commented by マーゴ at 2009-11-20 15:57 x
世界の富豪が、お金にものを言わせて、
臓器移植をしているなら、合法非合法は問わず
臓器は流通するのでしょう。商売として成立するのでしょう。
北の将軍様もビン・ラディンも透析の噂があったですから、
腎臓移植しているのではないかと妄想してます。

再生医療で臓器移植ができるようになったとして,
過渡期では高額の医療費が必要ではないかと懸念してます。
日本で簡単にできるようになればいいですが,
恐らく,外国に行かねばならないような気がします。
臓器移植保険とか売り出されたりするのかも。
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