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多発性嚢胞腎が原疾患で透析に入って25年です。

by マーゴ

野中広務が代表選の指南役!?

★★★★★★いきなりコピペ★★★★★★

日本一新の会・代表 平野 貞夫

  
(「小沢排除」の代表選挙に誰がした!)

 テレビ東京の「週刊ニュース新書」は、政治の深層部分の解説
で随一の田勢康弘日本経済新聞客員コラムニストの司会で約30
分、政治家・小沢一郎の世に知られていない話をすることができ
た。終わり頃に田勢氏が出したフリップに驚いたが、今回の民主
党代表選挙を「小沢イエスかノーか」と喝破したのだ。さすがに
田勢氏だと改めて脱帽である。
 今回の民主党代表選挙の本質は、民主党の「反小沢グループ」
が、小沢一郎を排除するために仕掛けたものであり、そのルーツ
は官僚・メディアを含む「旧体制維持派」なのだが、この根底に
あるものを「悩める民主党国会議員」が理解しないことに問題が
ある。
 9月12日の朝日新聞は「小沢氏や鳩山由紀夫前首相が求めた
《挙党体制》を袖にした菅首相は、代表選に勝っても《脱小沢》
の看板を下ろせない」と、正直に書いている。
 もっとも、「小沢排除」とは昨日、今日に始まったものではな
く、古くは自民党時代の守旧派がその「元祖・家元」であり、そ
れを引き継ぐ巨大メディアに特捜検察が加わり、さらには守旧派
官僚が荷担をして、現在では民主党の反小沢グループが「元祖・
家元」を継承している。
 何故に「小沢排除」が発生するのか、「悩める民主党国会議員」
諸君、とくと考えて欲しい。

(世界は日本の政治を理解できない)

 アルジャジーラテレビのインタビューはきわめて面白かった。
世界中で、いま展開されている日本の政治が理解できないとのこ
とで、わざわざ民主党代表選挙を取材に来日し、小沢氏の側近と
いわれる私に、その真実の話を聞きたいとのこと。アジア総局の
トニー・バートレイ氏からの厳しい質問を受けたが、その要点を
記しておく。

○アルジャジーラ 6月の鳩山首相から菅首相への交代は、誰が
 どんな理由で発案したのか、9月の代表選挙との関係をどう考
 えていたのか。

○平野 発案者は当時の小沢幹事長だ。鳩山首相には沖縄問題の
 失政と政治資金問題があった。小沢幹事長には自民党政権と特
 捜検察・巨大メディアの共同で虚構された「政治と金」の問題
 があった。メディアが操作し、それに籠絡された世論は厳しく、
 参議院選挙での勝利が不安となった。二人が辞め、菅副総理を
 代表・首相として挙党体制をつくれば参議院選挙に勝てる。そ
 して9月の代表選挙は菅氏を再選し、政権は安定すると小沢氏
 は考えていた。

○アル 小沢氏のアイデアで菅氏が代表・首相となったのに、代
 表選挙には小沢氏が立候補し選挙となった。菅代表・首相に何
 か問題があったのか。

○平野 小沢氏は6月に挙党体制で菅政権ができると思っていた。
 ところが、突然菅氏が「小沢は自分のためにも、党のためにも
 日本のためにも静かにしていろ」と暴言を発したが、この背景
 には反小沢グループの「小沢排除」を条件に「菅支持」という
 要求があった。従って、菅内閣は「小沢排除」を基軸に政権を
 スタートしたが、国会の会期末はことごとく先例を排除して、
 長年に渡って培ってきた議会制民主政治を崩壊させる暴挙を行
 った。また、参議院選挙が始まる頃には、政権交代を成功させ
 たマニフェストの基本を否定する言動をくり返した。その象徴
 が消費税増税であり、自民党案である十%増税を参考にして、
 2〜3年後にも実施するなどと公言したが、激しい批判に晒さ
 れ引っ込めた。その他にも、とても議会民主政治とは思えない
 言動をくり返し、選挙の結果は歴史的惨敗を喫することとなる。
 さらにここでも、選挙の「結果責任」を放棄し、執行部は「居
 座り・居直り」を決めこんだのである。

○アル それでは、参議院選挙後に、菅首相に何か問題があった
 のか。

○平野 8月になって、国民の生活に犠牲を伴う円高や株安とい
 う経済危機が起きるが、菅内閣は何ら適正な対策を実行できな
 い。菅首相は、個人として思想も見識もない政治家であること
 を露呈し、もっぱら「小沢氏排除」の主役である官邸の番頭役
 に任せるという「裸の王様」に成り下がったのである。番頭役
 は、自民党元幹事長で、官房長官の経験を持つ野中広務氏に相
 談していることを、私は直接野中氏から聞いた。それと8月後
 半には何度も米国大使と密談を行っているとのこと。官邸が政
 権交代の大義を放棄し、逆コースを歩いている。

○アル 小沢氏と菅氏の主張の対立点は何か。

○平野 菅首相は政策もその手法も自民党政治とほとんど変わら
 ない。その典型例が予算の「一律10%カット」であり、官僚の
 手のひらで泳がされていると言っても過言ではない。さらに、
 米国とは沖縄問題に象徴される追随関係の継続がある。小沢氏
 は自民党官僚支配からの解放をとなえ、米国とは対等で真の友
 好関係を確立すると訴えている。

○アル とても同じ政党の代表選挙とは思えない。?????。
 
 などなどの話をした。
 中東の政治もなかなか不可思議ではあるが、そこから派遣され
た報道にも、民主党の不可思議さは理解できなかったように思う。
よりも、敢えてこの時期にアルジャジーラの取材班が、わざわざ
日本まで出向いてきて、政権与党の要人でもない私の発言を求め
てくるのは何故か、それを推理することは、政権与党を担う国会
議員にとって国際問題を読み解くに枢要な課題ではないだろうか。
 アルジャジーラには話をしなかったが、官邸が野中氏に相談し
ているのは政権運営のノウハウだけでなく、「小沢排除」も相談
事項に入っていることは文芸春秋十月号の野中氏の記述(小沢一
郎「悪魔」が来たりてホラを吹く)を読めば歴然ではないか。眼
を覚ませ、「悩める民主党国会議員」諸君、君たちは選良である
ことを自覚して欲しい。
 日本一新の会事務局によると、「メルマガ・日本一新」読者の
2〜3割が海外在住の日本人であるという。仕事で海外勤務の人、
また、まったく私的に海外で住み暮らすことになった人、この方
々からは、海外から見た日本の政治に、大きな危機感を持ってい
るという意見が多数寄せられているという。そして、その意見の
全てが「この難局を切り抜けるのは、小沢氏しかいない」と伝え
ているそうだ。
 また、メルマガ・日本一新は、国内のブログに転載されるのみ
ならず、海外発の日本語ブログに多数転載されるのは、アルジャ
ジーラの日本の政治に対する興味関心と無縁ではない、と私は確
信している。
 民主党の「悩める民主党国会議員」諸君、巨大メディアが吹聴
する「コップのなかの争い」などという、矮小化された戯言に惑
わされるのではなく、昨年の夏にみんなで掲げた「国民の生活が
第一。」を見失うことなく、何れがわが国の経済再建に、そして
国民大衆の安寧につながるのか、もう一度自分の眼で、耳で確か
め、政権交代の大義を全うする道を共に歩こうではないか。
 まだ時はある。投票するまでとっくと考えて欲しい。

★★★★★★★コピペおしまい★★★★★★
by noblesse_oblige7 | 2010-09-13 05:11 | 政治